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【七五三】祖父母は呼ぶ?気をつけるべきマナーや服装を徹底解説!

七五三は、3歳・5歳・7歳の節目に子どもの成長と健康に感謝する大切な行事です。

両親だけではなく、祖父母にとっても大変感慨深いお祝い事。

みんなでお祝いできたら華やかで嬉しいですよね。

そこで、本記事では七五三のお祝いには、祖父母も呼ぶものなのかどうか、メリットやデメリットをはじめ、気をつけるべきマナーや服装について詳しく解説します。

親も特に最初は勝手がわからない七五三。

みんなが笑顔になれる七五三を目指して、あらかじめしっかり準備しておきましょう!

七五三に祖父母を呼ぶメリット
子どもも祖父母も喜んでくれる
賑やかなお祝いになる
みんなで家族写真が撮れる
子どもの面倒をみてもらえる
七五三に祖父母を呼ぶデメリット
スケジュールの調整が難しい
食事会の費用がかかる
七五三のマナー|祖父母を呼ぶ場合
両家の祖父母に参加の可否を確認する
祖父母の予定を聞く
事前に当日のスケジュールを伝えておく
食事会の段取りをする
記念写真の予約をする
七五三マナー|祖父母を呼ばない場合
事前に親子で七五三を執り行う旨を報告しておく
七五三の様子を伝える
七五三の写真を贈る
七五三|祖父母の服装は?
祖母の服装
着物
スーツなどのフォーマル服
私服
祖父の服装
着物
スーツなどのフォーマル服
私服
よくある質問〜孫の七五三〜
子どもや親が和装の場合は祖父母も和装にするべき?
食事会に呼ぶ?
祖父母から七五三のお祝いをいただいたら?
七五三撮影のみ和装で、参拝は洋装でも大丈夫?
七五三は祖父母と一緒に一生の思い出を作ろう!

七五三に祖父母を呼ぶメリット


おじいちゃん・おばあちゃんを七五三に招待するかどうか、迷っている方も多いことと思います。

本章では、七五三に祖父母を呼ぶメリット(下記)を解説します!

・子どもも祖父母も喜んでくれる
・賑やかなお祝いになる
・みんなで家族写真が撮れる
・子どもの面倒をみてもらえる

子どもも祖父母も喜んでくれる


祖父母を招待する1番のメリットは、子どもも祖父母も喜んでくれることです。

子どもは大好きなおじいちゃん・おばあちゃんに会えてお祝いまでしてもらえるので、喜びは倍増するでしょう。

祖父母は孫の晴れ姿を直接見ることができ、その成長に涙する方も。

みんなが喜んでくれると、親としても嬉しいですよね。

賑やかなお祝いになる

祖父母も七五三に参加してもらえるとなると、人数が多くなり大変賑やかなお祝いになります。

たくさんの人にワイワイお祝いしてもらった行事は、楽しかった思い出としていつまでも心に残るでしょう。

みんなで家族写真が撮れる


主役と両親だけの写真も素敵ですが、祖父母含め家族みんなで集まる写真は滅多に撮れるものではありません。

せっかくの機会に一生残る思い出の写真を撮ってみませんか?

撮影後に一緒に写った写真をプレゼントすると、大変喜ばれますよ。

子どもの面倒をみてもらえる

祖父母にも一緒に七五三に参加してもらうことで、子どものお世話をお願いすることができます。

特に初めての七五三は、親も段取りがよくわからず慌てることも。

準備や移動の際、少しの間子どもを見ていてもらえるだけでも気持ちが落ち着きますよ。

お世話をしてもらった後は、感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。

七五三に祖父母を呼ぶデメリット


七五三に祖父母が参加してくれると、賑やかなお祝いとなり子どもも喜んでくれることでしょう。

メリットがたくさんある七五三への祖父母の参加ですが、少なからずデメリットも存在します。

本章では、以下のデメリットについて、解説します。

・スケジュールの調整が難しい
・食事会の費用がかかる

スケジュールの調整が難しい


七五三に参列する人数が増えれば増えるほど、全員のスケジュールを調整するのは大変です

特に両家が参加する場合には、あらかじめ候補日を何日か教えてもらうと良いでしょう。

また、七五三の日程は「大安」や「友引」などお日柄を気にする方もいるので、こちらから良い日をピックアップして伝え、都合を伺うのもおすすめです。

食事会の費用がかかる

食事会の席を設ける場合は、祖父母分の食事代がかかります

高級なお店での食事会を考えている場合は、負担がぐっと大きくなるかもしれません。

七五三の全体の予算を考えて、お店を選びましょう。

祖父母の中には、七五三のお祝いをくださる方もいるので、いただいたお祝いの中から祖父母分の費用を支払ってもいいかもしれません。

七五三のマナー|祖父母を呼ぶ場合


祖父母を七五三に呼ぶときのマナーについて解説します。

・両家の祖父母に参加の可否を確認する
・祖父母の予定を聞く
・事前に当日のスケジュールを伝えておく

1つずつ詳細をみていきましょう。

両家の祖父母に参加の可否を確認する


子どものことを想って「おじいちゃん・おばあちゃんにも一緒にお祝いしてほしい!」と考えていても、両家祖父母の意向もあります。

まずは、七五三のお祝いを行う旨を伝えた上で、「参加してくれますか?」と聞いてみましょう

両家を呼ぼうか、父方・母方どちらかの両親だけを呼ぼうか、そもそも祖父母を呼ぶかどうか迷っているという場合には、両家の祖父母に意見を聞いてみるのも良いですよ。

・遠方
・健康面に不安がある
・喪に服している

など、それぞれの事情もあるので、七五三に祖父母を呼ぶことが決定した時点で都合を聞いてみましょう。

たとえ事情や都合が悪くて参加できない場合でも、お祝いに誘ってくれた!と喜んでくれるおじいちゃん・おばあちゃんは多いですよ。

祖父母の予定を聞く

七五三に祖父母が参加してくれることが決まったら、予定を確認しましょう。

特に両家一同が参加してくれる場合は、人数も多くなり調整がさらに難しくなることも。

予定を早めに確認・調整できるとスムーズに当日を迎えられますよ。

事前に当日のスケジュールを伝えておく

「七五三のお祝いに参加してね」という文言だけだと、当日どのように動くのかわからず、不安に思われる方もいるかもしれません。

・写真撮影(あれば)
・神社への参拝
・食事会(あれば)

など、大まかなスケジュールを伝えておきましょう

スケジュールによって服装を決める方もいるので(和装か洋装か)、事前の連絡は大切です。

できるだけ詳細に伝えておくと、安心してもらえます。

また、スケジュールを詰め込みすぎてしまうと「子どもの成長を喜び、みんなで祝う」という七五三本来の大切な目的を見失ってしまうことになりかねません。

人数が増えれば、それだけ支度にも移動にも時間がかかるもの。

みんなが笑顔で七五三を過ごせるようにスケジューリングしましょう

食事会の段取りをする


レストランやお座敷などで食事会をする場合は、2ヶ月〜2週間ほど前までにお店の予約をすると安心です

人数が多くなると予約が取りづらい店もあります。

日にちが決まり次第、お店に連絡しましょう。

自宅でお祝いをする場合は、手作りの場合は材料の買い出しやレシピ決め、ケータリングの場合は、仕出しやオードブルなどの手配が必要です。

記念写真の予約をする

七五三の記念撮影をする日にちと人数が決まったら、写真撮影の予約をしましょう

七五三写真には、以下の選択肢があります。

・写真館や写真スタジオでの当日撮り
・神社でのロケーション撮影
・前撮りや後撮り

それぞれ簡単に解説します。

【写真館や写真スタジオでの当日撮り】
全員の予定を合わせるのは1日でも大変なので、写真撮影は前撮りにせず参拝する日と同日にする方も。

しかし、写真館などで写真撮影をしてから神社へ移動するので、少しハードなスケジュールになりやすいです。

【神社でのロケーション撮影】
カメラマンに同行してもらって神社でのロケーション撮影も可能です。

和装の場合には、着物の支度を、自分で行ったり着付け師さんにお願いしたりする必要がありますが、撮影と参拝を同じ場所で行うため移動が少なくて済みますよ

【前撮りや後撮り】
子どもや祖父母の体力を考慮し、前撮りや後撮りを選択する方もいらっしゃいます。

写真撮影とお参りの2日間、皆さんで予定を合わせられるようでしたら、前撮りや後撮りもおすすめ

当日はゆっくりとしたスケジュールで動けるでしょう。

七五三マナー|祖父母を呼ばない場合


住んでいる場所が遠い、病気のため参加が難しいなど、家庭の事情で七五三に祖父母を呼べないこともあると思います。

本章では、七五三に祖父母を呼ばない場合のマナーについてみていきましょう。

下記の点に注意すると良いですよ。

・事前に親子で七五三を執り行う旨を報告しておく
・七五三の様子を伝える
・七五三の写真を贈る

事前に親子で七五三を執り行う旨を報告しておく

七五三を親子のみで行う予定であることを、事前に祖父母に報告しておきましょう

祖父母のことを気遣い、親子のみでお祝いすることを決めたとしても、祖父母の気持ちを確認しておくことをおすすめします。

万が一、祖父母が「絶対に参加したい!」と考えていた場合、呼ばれないとなると大変悲しいもの。

事情を一言添えて報告しておくと安心ですよ。

七五三の様子を伝える


「七五三に参列したいけれど、事情があって参列できない」という方もいらっしゃるでしょう。

参列されない祖父母にも、七五三の参拝や撮影の様子を報告するととても喜んでくれますよ

写真や動画で、当日の様子を伝えましょう。

七五三の写真を贈る


ぜひ和装や洋装など、七五三のお祝いで撮影した写真を贈ってあげてくださいね

可愛い孫の七五三や成長した姿はとても嬉しいもの。

いつまでも大切にしてくれることでしょう。

アルバムやフォトフレームをはじめ、ポストカードやカレンダー、キーホルダーなどに写真を入れてプレゼントしても喜んでもらえますよ。

七五三|祖父母の服装は?


七五三に両家を招待する場合、両家の服装の格を揃えましょう

参加する両家の祖父母に事前に電話などで相談したり、レンタルする場合は写真館に大方のイメージを伝えておくのもおすすめです。

祖母・祖父それぞれの七五三の服装を紹介します。

祖母の服装

七五三に参加する場合、祖母におすすめの服装は下記の3種類です。

・着物
・スーツなどのフォーマル服
・私服

着物


子ども・母親が和装の場合、三世代和装で揃えるのもとても素敵です。

着物は、お孫さんより格を下げるため、
・訪問着
・付け下げ
・色無地

が選択肢に挙げられます。

華やかな訪問着や付け下げも良いですが、お孫さんや母親の着物に合わせたものをチョイスしましょう。

色無地は、お孫さんや母親を目立たせるためにも七五三に着用する着物として適していますよ。

黒留袖は格式が高く、また小紋は着物の中でも普段着になるので、七五三で祖母が着用するのは避けましょう。

着物の柄は、季節に応じた祝福にふさわしい柄がおすすめです。

また着物の色は、ブラウン系やベージュ系など秋らしい色が良いですよ。

そうはいっても、なかなか七五三に合った着物を持っていないという方もいらっしゃいますよね。

そのような場合には、写真館や写真スタジオでのレンタルを視野に入れてみましょう。

母親も着物をレンタルすることが多いので、事前に合わせて相談することをおすすめします。

阿部写真館なら、祖父母様のお着物もレンタル・お支度ともに可能です。

ご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

スーツ・フォーマル

スーツやフォーマルなスタイルは、お孫様や母親が和装の場合でも洋装の場合でも適しています

フォーマルなワンピースやアンサンブルなどがおすすめです。

七五三のお祝いを9月や10月にする方も多く、秋口は暑くなる日も多いですが、参拝やご祈祷時は露出を控える必要があります。

ノースリーブの場合は、すぐに羽織れるジャケットを持参しておくと安心です。

また、スカートは膝が完全に隠れる丈のものを着用しましょう。

私服


最近はカジュアルな七五三も好まれる傾向にあります。

きれいめのワンピースや、ブラウスにパンツなどのスタイルでも大丈夫です!

しかし、お祝いの席なので母親から指定などない限りは、ジーンズやパーカーなどといったカジュアルすぎる服装は避けましょう

祖父の服装


七五三に参加する際の祖父におすすめの服装は、以下3種類です。

・着物
・スーツなどのフォーマル服
・私服

着物


お孫様・お父様が着物を着用する際、候補に挙がります。

お祖父様の着物は、
・紋無しの羽織袴(基本スタイル)
・色紋付
・お召
・紬

が良いでしょう。

色はグレーや黒、紺やカーキなどの落ち着いた色が適しています。

着物を着用する場合、参拝時には羽織が必要です。

羽織はスーツで言うところのジャケットの役割を果たします。

改まった場所では羽織を着用しましょう。

スーツ・フォーマル

ジャケットやパンツはダークカラー、白シャツに白・グレーのネクタイが一般的です。

しかし、ワイシャツの色を爽やかなブルーやピンクなどの華やかな色にすることで、七五三のお祝い感を演出できます。

祖母と服装の格を揃えるのはもちろん、雰囲気を揃えると統一感が生まれますよ。

私服

スーツより少しラフな、「ジャケット・スラックス」のコンビでも大丈夫です。

両親や祖母の服装を見ながらラフ感を調整しましょう。

よくある質問〜孫の七五三〜


本章では、祖父母が七五三に参加する際よくある質問について回答します。

・子どもや親が和装の場合は祖父母も和装にするべき?
・食事会に呼ぶ?
・祖父母から七五三のお祝いをいただいたら?
・七五三撮影のみ和装で、参拝は洋装でも大丈夫?

子どもや親が和装の場合は祖父母も和装にするべき?


子どもや親が和装の場合、祖父母が洋装でも何も問題はありません

1番大切なのは、お祝いの気持ち。

祖父母は体力面・金銭面を考慮し、可能な範囲で服装を決めましょう。

食事会に呼ぶ?

迷った時は、予算を考慮しながら祖父母に直接聞いてみることをおすすめします。

祖父母の気持ちや体力は聞いてみないとわからないことも。

相談した上で決めた方が、後々もめることも少ないですよ。

また、祖父母様も食事会に一緒になる場合、お赤飯や紅白饅頭など、お土産を少し用意しておくと喜ばれるのでお店の方と相談しましょう。

祖父母から七五三のお祝いをいただいたら?


一般的に、七五三の内祝いは必須ではないとされています。

とは言っても「もらってばかりで申し訳ない。気持ちだけでもお返ししたい。」という方は、七五三の記念写真を添えて、祖父母の好きなお菓子や飲み物のセット、バスセットや千歳飴など祖父母が気兼ねなく受け取れる程度のお返しをしましょう。

特に、孫の成長をいつまでも見ることができる七五三の写真は喜ばれますよ。

七五三撮影のみ和装で、参拝は洋装でも大丈夫?

もちろん大丈夫です!

子ども、両親、祖父母の皆さんとも、撮影は着物、参拝は洋装でも問題ありません

どの場合でも、子どもが1番格上の服装になるように気をつけてくださいね。

七五三は祖父母と一緒に一生の思い出を作ろう!


七五三に祖父母を招待する際のメリットやデメリット、マナーについて紹介しました。

色々と決まりごとの多い七五三ですが、両家の祖父母とよく相談して「みんなが笑顔になれる七五三」にしてくださいね。

阿部写真館では、3世代の皆さま分の衣装をご用意してお待ちしております。

衣装、写真、スケジュールのご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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